検証結果

味覚センサー「レオ」で検証!
「MCTオイル」で食事は美味しくなる

人間は食物を口に入れた時、舌にある“味蕾(みらい)”という部分がセンサーの役割をし、料理や飲料から味の信号を感じ取ります。味蕾には、水溶性と脂溶性2種類の受容体が存在し、2つが揃うと味が伝わりやすくなり、「美味しさ」を感じやすくなると言われています。

MCTオイルは、一般的な食用油(LCT)と比較すると、油の中でも、水溶性に近い特性を持ち合わせています。このことから、食事にMCTオイルを追加することで、味蕾における水溶性と脂溶性センサーのいずれにも寄与するため、美味しさを感じやすくなるということが分かりました。

■味覚センサー「レオ」を用いて、味を可視化

味覚センサー「レオ」では、味蕾の代わりをするセンサー部分で電気信号を測定し、AIの解析によって味を定量的な数値データとして出力します。味覚センサーは5つの基本味「甘味」「旨味」「塩味」「酸味」「苦味」の強さを総合的に算出。これは、実際に人間の舌による味の感じ方を再現しています。

■検証

MCTオイルは無味無臭という特長がありながらも、食材の味を引き立てることができるのでしょうか。今回は身近な食品・飲料7品目(コーヒー※1、野菜ジュース、みそ※2、ヨーグルト※3、温野菜※4、白米、玄米)に関して、無添加のものを基準とし、MCTオイル、サラダ油を加えた際の味への作用を可視化し、分析しました。

※1)無糖 ※2)だし無し ※3)プレーン ※4)ブロッコリー

■MCTをプラスすることで、普段の食事をより美味しく、さらに「脂肪燃焼体質」に!

その結果、検証した全ての食材でMCTオイルを加えることによる有意差が確認されました。いずれもコクや旨味がアップすることで「美味しさ」に寄与しているほか、ヨーグルトの酸味や温野菜の苦味を低減させる効果が見られたため、より食べやすくなると言えるでしょう。以上のことから「MCTオイル」は、無味無臭なため日常の食事にプラスしやすく、様々な食事の美味しさを高めることが期待できると示唆されます。

※「0.2ポイントの差」で、95%の人が味の違いを実感できるため、有意差を0.2ポイントと規定。

■検証:コーヒー(無糖)

■検証:野菜ジュース

■検証:みそ(だし無し)

■検証:ヨーグルト(無糖・プレーン)

■検証:温野菜(ブロッコリー)

■検証:白米

■検証:白米

中村康宏先生写真

[ 監修 ]
鈴木 隆一 先生

AISSY株式会社代表取締役社長 / 慶應義塾大学大学院理工学研究科 特任講師