コラム


つらい夏のだるさ・疲れを体の細胞レベルからケア!

今年は「ミトパワー」で最強の夏バテ対策

今年は5月29日時点で、35℃と全国初の猛暑日を記録。気象庁は、今後、夏にかけてラニーニャ現象が続き、厳しい暑さになる可能性が高いと予測しています。
急激な気温変化がいつ起きてもおかしくないこの夏、「だるさ」や「疲れやすさ」をはじめとした夏バテを心配する人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、これからの季節覚えておきたい食事でできる夏バテ対策について、食材の持つ健康パワーに詳しい食品医学研究所 所長の平柳要先生にお話を伺いました。

今回、お話を伺ったのは…

平柳 要先生(Kaname Hirayanagi)

食品医学研究所 所長

医学博士。東京大学大学院医学研究科修了後、イタリア・パルマ大学、ハーバード大学、マサチューセッツ工科大学の客員研究員を経て、日本大学医学部准教授となる。
日本人間工学会、日本宇宙航空環境医学会、日本臨床高気圧酸素・潜水医学会の理事や日本衛生学会の評議員などを務め、現在は(株)食品医学研究所の代表兼所長として活躍。
これまで生姜などの食材研究の第一人者として、テレビやラジオ、雑誌などで活躍し、実験や研究などで裏付けされている科学的根拠(エビデンス)にもとづいた発言で信頼を得ている。

ミトパワーでだるさをはじめとした、体の不調を根本からケア!

今回注目したいのが「ミトコンドリアの力」=「ミトパワー」を高めることです。
そもそもミトコンドリアは、手足や心臓の筋肉、脳の活動など私たちが生きていくために欠かせないもので、スタミナの有無にも大きく関係しています。そのため、「ミトパワーを高めること」は夏バテに限らず、だるさをはじめとした体の不調を根本から改善することにつながるのです。

夏バテの原因は「エネルギー工場」のトラブル?!

我々の体の細胞内には、エネルギーを生み出す工場の役割を持つ「ミトコンドリア」という小器官があります。ミトコンドリアでは食事から得た糖や脂質、そして呼吸から得た酸素を使って、体を動かす“エネルギーのもと” となるATPという物質を作っています。 ただ、ミトコンドリアは、年齢とともにその量や質は低下すると言われています。昔に比べて夏バテしやすくなったなあ、疲れやすくなったなあと感じることはありませんか?それはミトコンドリアの力が減って、エネルギーを生み出す効率が低下しているからかもしれません。

MCTオイルで手軽に「ミトパワー」UP!そのメカニズムとは?

「ミトパワー」を高める方法として、タンパク質・ビタミン摂取や糖質制限などがありますが、無理なく続けられる方法としておすすめなのが、普段の食事にMCTオイルを摂り入れることです。


MCTオイルを摂取することでミトコンドリアを直接的に活性化させる「ケトン体」が肝臓で産生され、エネルギーを効率的に作り出してくれます。そのため、エネルギー不足による夏バテを防ぐのに役立つと言えるのです。さらに体脂肪を付きにくくするとともに、脂肪燃焼しやすい体質(脂肪燃焼体質)にしてくれるため一石二鳥!脂肪燃焼する際にエネルギー代謝も上がるため、夏の冷房による「冷え」対策としても効果的です。


MCTオイルは普段の食事に小さじ1プラスするだけなので、誰でも簡単に「ミトパワー」をUPさせることができます。「ミトパワー」で体の内側から夏バテに備え、暑い夏を乗り切りましょう!

今注目のMCTオイルとは

MCTとは、中鎖脂肪酸(Medium Chain Triglyceride)のことで、母乳や牛乳、さらにはココナッツなどのヤシ科植物の種実に含まれる成分です。一般的な食用油に含まれる長鎖脂肪酸(Long Chain Triglyceride)などと比べて、素早く消化・吸収される特長があります。エネルギー源となるケトン体を効率的に生成し、無理なく脂肪燃焼体質に。医療やスポーツ、生活習慣病予防など、様々な場面で世界的に利用されています。

【手軽にミトパワーとコクをUP!】MCTオイル活用 夏バテ対策レシピ

【MCTでミトパワー&コクをUP!ガーリックポークソテー】

▼材料(2人分)

豚ロース肉

にんにく

小麦粉

●酒、しょうゆ

●みりん

●砂糖

MCTオイル

2枚

2片

適量

大さじ2

大さじ1

小さじ2

▼作り方
① トマトはひと口大に切る
② 豚肉のスジを切り、両面に小麦粉をまぶす
③ 熱したフライパンにバターとスライスしたにんにくを入れ、バターが溶けたら豚肉を両面カリカリに焼く
④ 豚肉に火が通ったら①で合わせたソースを入れとろみがつくまで絡ませる
⑤ 火をとめて、MCTオイルを入れる。全体に絡ませたら器に盛り付け、フライパンのソースをすべて皿にかける

【MCTでミトパワー&コクをUP!ニラ玉ベーコンスープ】

▼材料(2人分)

ニラ

ベーコン

ごま油

鶏ガラスープの素

塩こしょう

MCTオイル

1/4束

2枚

1個

適量

400ml

小さじ2

少々

小さじ1

▼作り方
① ニラは3~4cmの長さに、ベーコンは1cm幅に切る
② 卵は器に割り入れて、溶いておく
③ 鍋にごま油を熱し、切ったベーコンを炒める
④ 水を入れ、沸騰したらニラと鶏ガラスープの素を入れる
⑤ ひと煮立ちしたら、溶き卵を流し入れて箸でふわっと1周回し、塩こしょうで味を調える
⑥ 器に盛り付け、仕上げにMCTオイルを回しかける

【Point:疲労回復効果の栄養素+MCT!】

夏バテをはじめとした疲労回復に有効な栄養素として、チアミン(ビタミンB1)とアリシンがあります。

チアミンは豚肉やパン(全粒粉)、大豆などに多く、アリシンはにんにくやニラ、ネギなどに多く含まれています。
糖質をエネルギーに変える働きをするチアミンは腸での吸収がよくないのですが、アリシンとセットで摂取することで腸での吸収率がアップするのでおすすめです。さらにアリシンは油と一緒に摂ることで揮発せずに安定し、アリシンの疲労回復効果も期待できるというのも覚えておきたいポイントです。

そこでぜひ使いたいのがMCTオイル。調理時に使う油をいつもより少なめにして、最後の仕上げにMCTオイルをかけることで、「ミトパワー」とコクをUPしながら夏バテ対策にもなるため、おすすめです。
※MCTオイルは、炒め物や揚げ物などの高温調理には適しません。